惰生を貪る

おひさ、元気にしてるでしょうか。今年もあと2週間ちょい、周りは期末に追われて剣呑な雰囲気になってるなか、僕はのらりくらりと暮らしている。英語の試験も受かり、順当にいけば留学も行けそう。

 

ちょうど先日、ダンス部の公演があり数多くの友達が所属していることから観に行った。その時抱いた感情をたまには吐露したくて書きたいと思う。ただスッキリしたいだけなので深く考えないで欲しいしなんなら見ないで欲しい(じゃあ書くな)

 

 

AIUのダンス部は3.40人?くらい?が所属している大きな部活で、各ジャンルの他に個人チームがあり各々好きなところに所属してパフォーマンスをしている。僕は前々から数多なる人から勧誘を受けているが、あまりにセンスがない(と思う)ため毎回固辞している。その分毎回公演がある度観に行き、そのクオリティの高さに舌を巻いている。今回も非のうちようのないもので、終始感動が止まらなかった。皆お疲れ様。

 

 

公演が終わり、部屋に帰る。余韻に浸りながらインスタを開き、無為徒食を貪る。インスタには次第にダンス関連のストーリーズがあがる。それらを見ながらふと考えた。

 

 

 

 

自分には何があるのだろう。

 

 

部員は各々のダンスを褒め、留学等の別れを惜しみ、バトンを後輩へ繋いでいる。それらを行う皆の顔は間違いなく生き生きとしているし、素敵だし、嫉妬の感情さえ覚えた。去年から入っていればこの輪に入れたのだろうか。

 

一方自分はどうだろうか。数少ない優しい友達と生産性のない時間を過ごし、授業を6.7割の力でこなし、余った時間をゲームに費やす。そこにあるのは空虚であり、ハリボテの人生ではないだろうか。皆が共通の目標のために臥薪嘗胆し、かけがえのない仲間を得ている一方、自分の周りはただの私生活の延長線で仕方なしに付き合ってくれてるような優しい人達だけ。

 

正直、何の努力もせずこの学校に来て、自分は周囲を貶めていた。勉強面において英語力は大敗しているが、大した教養もなく、生産性に欠けた努力を徒労している人達だと思っていた。しかし、この学校に来て一番損をしている人間って実は自分だということに漸く気付かされた。ここに来て何を得られたのだろう。

 

 

こういった思いをこういうブログのような媒体でしか吐露できない。誰かに相談したくても相手は相手でまた別の悩みがあったり多忙を極めているに違いし、何より鬱陶しいと感じるだろう。というかそんな友達がいない、誰も自分なんかの相談には乗ってくれないだろう。

 

 

こんな事言いたくないしすごい気持ち悪いけど、このままだと心の整理がつかないし今も私生活で表情に出たり周囲に悪影響を与えてしまっているから取り敢えず書いてみた。気難しくて不器用な人間なんて誰だって嫌いに決まってる。

 

…風呂みたいな何もない空間に長くいるとどうしても無駄な事ばかり考えてしまう。とりあえず期末の準備でもして寝よう。ここまで見てくれた人がいるなら時間を無駄遣いさせちゃってごめんナサイ。